「え、私の脚、
いつからこんな丸太になった……?」
夕方のキッチン、
ふと足元を見て
絶句したことはありませんか。
靴下を脱げば、
そこにはまるで
深い溝のような跡が
くっきりと刻まれている。
指で押せば、
跳ね返してくる
元気もなく
ボコっと凹んだままの肌。
もし今、
あなたがそんな状態なら、
要注意です。

その「むくみ」を
放置したまま
春を迎えるのは、
もはやホラーでしか
ありません。
こんにちは。
40代保育士フル稼働
シングルマザーのともです。
もう2月。
暦の上では
春がすぐそこまで
来ていますが、
現実はまだまだ
凍えるような寒さが
続いていますよね。
でも、気づいてしまいました。
「あと1ヶ月もすれば、
あの重くて厚いコートを
脱ぐ日が来る」という
恐ろしい事実に。

今回は、
冬の間にひっそりと
溜め込んでしまった
「重たい脚」を、
家事のついでに
リセットしてしまう、
究極のズボラ流メソッドを
お届けします。
40代のむくみは
「取れない塊」へのカウントダウン
保育園で元気いっぱいの
子供たちと追いかけっこをし、
帰宅すれば
一息つく間もなく
キッチンへ直行。
そんな目まぐるしい日々の中で、
自分のケアなんて
後回しにするのが
当たり前になっていました。

「疲れたー」が口癖で、
マッサージに行く時間も
体力も、ましてや
自分への投資に回す
予算だってゼロ。
でも、私たち40代にとって、
この「パンパンの脚」は
単なる疲れではありません。
この年代は悲しいことに、
代謝がぐんぐん落ちていく
お年頃です。
今日放っておいたむくみは、
寝て起きれば治るような
甘いものではなく、
やがて「セルライト」へと
進化を遂げてしまいます。

セルライトとは、
老廃物と脂肪が
絡み合って固まった、
肌の表面が
ボコボコしてしまう現象のこと。
一度できてしまうと、
ちょっとやそっとじゃ
落ちてくれない頑固な
「お肉の要塞」です。
春になって
去年のスキニーパンツを
履いたとき、
膝の上に
そのボコボコが
乗っかっていたら……。
想像するだけで、
明日を生きる気力が
削がれてしまいますよね。

かつての私は
「むくみの権化」でした。
偉そうに語っている私ですが、
少し前までは
本当にひどい状態でした。
「立ち仕事なんだから
脚が太くなるのは仕方ない」
と諦め、
夜はメイクを
落とす気力もなく
倒れるように眠る毎日。
ケアなんて異世界の話で、
ただただ鉛のように
重い脚を引きずって
歩いていました。

でも、ある日ふと思ったんです。
「わざわざ『運動の時間』
を作ろうとするから、
続かないんじゃないか?」と。
気合を入れて
ジムに行こうとしたり、
寝る前にストレッチを
しようとしたりするから、
疲れ果てた体には
ハードルが高くなってしまう。
それなら、
毎日絶対にやらなければならない
「あの時間」を、
ついでにトレーニングに
変えてしまえばいいんだと
気づいたのです。

ズボラ流の極意「キッチン・ボサノバ」
そこで私がたどり着いたのが、
最強のながら運動
名付けて
『キッチン・ボサノバ』です。
やり方は、
拍子抜けするほど簡単。
汚れ物が山積みになった
シンクを前に、
私はいつも
お気に入りの音楽をかけます。
そして、お皿を1枚洗うごとに、
軽やかにリズムを刻むだけ。

まずは基本のかかと上げ。
ギュッと持ち上げて
3秒キープ、そしてストンと落とす。
慣れてきたら、
そこに「右チョン、戻る、
左チョン、戻る」という
横のスライドステップを
ミックスさせます。
右足を横に滑らせて
つま先で床をタップ、
真ん中に戻り、次は左。
まるで洗い場という名の
ステージで踊っているような
感覚です。

ある日、あまりに
リズミカルにこのステップを
繰り返していたら、
リビングから子供が顔を出して
「ママ、なに踊ってるの?」
と不思議そうに聞いてきました。
「これはママの秘密のダンスよ!」
なんて笑って答えましたが、
実はその裏で、
必死に内ももとふくらはぎの脂肪に
別れを告げていたのです(笑)。
終わった後に脚全体が
ジワ〜っと熱くなっていれば、
それは効いている証拠。
余裕がある日は
お尻の穴をギュッと締めれば、
難しいことを考えなくても
体幹まで一緒に鍛えられて
しまいます。

軽い脚が連れてきてくれる、
小さな幸せ。
この「キッチン・ボサノバ」
をルーティンにするだけで、
驚くほど未来が変わります。
「第二の心臓」と呼ばれる
ふくらはぎが
ポンプのように動くことで、
全身の血流が良くなり、
家事が終わる頃には
体がポカポカしてきます。
埋もれていた足首が
少しずつ顔を出し始めるのも、
密かな楽しみになるはずです。
何より嬉しいのは、
「わざわざ運動しなきゃ」
という罪悪感から解放されること。

忙しい毎日の中でも
「自分をちゃんとケアできている」
という感覚は、
私たちにとって
大きな自信になります。
春に薄着になったとき、
「お、今日の私、
ちょっとシュッとしてるかも」
と自分を好きになれる、
その瞬間こそが最高のご褒美です。
逆に言えば、
この「ちょこっと運動」すら
後回しにしてしまうと、
春には重力に完全敗北した
「膝小僧」と対面することに
なります。
高いエステ代を払って
後悔する前に、今、
シンクの前で立ち上がりましょう。

さあ、今すぐ
スマホを置いてください。
シンクに溜まった
そのお皿たちこそ、
あなたの脚をきれいにするための
「無料のトレーニング器具」です。
今日のお皿洗いから、
まずは1曲分、
ステップを踏んでみることから
始めてみませんか?
春の爽やかな風を、
軽やかな脚で迎えて行きましょう。


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